遠笛

左官−挾土秀平のブログ
砂に降る雨





ふと、砂に降る雨を思った。


舐めるように
砂に浸み込むしずくを想うことができる



渇ききった幾万の、
かすれて傷ついた一粒に
たゆまぬ雨が
傷を口に含むように濡らし、
眠らせてゆく。

乾いたものと濡れたもの
注ぐものと注がれるもの


しとしとと、
たゆまぬ雨が
あまねく雨が降っている。



傷のぶんだけしずくを受け止める砂
その砂の傷にとどまる雫


雨はあがって
絡みあい固くしまった砂肌の
新しさを踏む時

砂と雨の生ぬるい時間を想うことができる。



その永遠の安堵感。










| 最近のこと〜                   職人社秀平組(独立後の自分) | 11:02 | - | - |

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